2020年モデル BRAVIA『X8000Hシリーズ』

 

◆2020年モデルの変更点の詳細

ここからは、さらに詳しく見ていきたいと思います。

<画質>

前モデルの『X8000Gシリーズ』には非搭載だった高画質の決め手となるプロセッサーが、今シリーズから搭載されるようになりました。

搭載されたプロセッサー「HDR X1(エイチディーアールエックスワン)」は、さまざまな映像をHDR相当のコントラストにアップコンバートします。

HDRとは「High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)」の略称で、色彩や輝度をより広い範囲で表現できる技術です。人間の肉眼で見えるようなリアルさを追求するための技術で、明るい部分は「白とび」が少なく、暗い部分は「黒潰れ」がなくなり、リアルさが格段に上がります。

この技術を使い、テレビ番組やネット動画など、さまざまな映像をまるで目の前にあるかのように表現します。

さらに、ドルビービジョン(HDR規格の中でも最高レベルのもの)も対応となりましたので、UltraHD Blu-rayなどをより美しく臨場感のある映像で楽しむことができるようになりました。

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<音質>

新開発の「X-Balanced Speaker(エックス バランスド スピーカー)」は、音の解像度が向上し、クリアな高音質を再現し、迫力のある重低音を実現しています。

さらに、「ドルビーアトモス」対応になったため、3次元の立体音響を体験できます。

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<便利機能>

ネット動画アプリやTV番組の切替えが速く快適に視聴できる「サクサク操作」、スマートフォンで見ているネット動画・写真・動画・音楽など、あらゆるものをワイヤレスで再生できる「Apple AirPlay2」に対応、リモコンをテレビに向けなくても音量調整やチャンネル切替えができる「無線リモコン」等さらに便利にお使いいただけるようになっています。

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ただ、X8000Hシリーズには、「倍速駆動パネル」「モーションフローXR240」が非搭載となっている為、スポーツ等の動きの速い映像には、一つ上のX8500以上のシリーズがお勧めです。 

そこで次回は、『8550H/8500Hシリーズ』についてご紹介したいと思います。

 

◆『X8000Hシリーズ』主な仕様

スピーカー種類 【75/65/55型】X-Balanced Speaker
【49/43型】バスレフ型スピーカー
スピーカー数 フルレンジ×2
実用最大出力(JEITA):W 20(10+10)
外形寸法[スタンド含む]:cm 【KJ-75X8000H】168.6 x 96.9 x 7.2[168.6 x 104.2 x 41.4]
【KJ-65X8000H】146.2 x 84.1 x 7.1[146.2 x 90.5 x 34.0]
【KJ-55X8000H】124.3 x 71.8 x 7.1[124.3 x 78.2 x 34.0]
【KJ-49X8000H】110.1 x 64.5 x 5.7[110.1 x 70.4 x 28.6]
【KJ-43X8000H】97.0 x 57.0 x 5.7[97.0 x 63.0 x 28.6]
 
消費電力[待機時]:W 【KJ-75X8000H】374[0.5]
【KJ-65X8000H】250[0.5]
【KJ-55X8000H】207[0.5]
【KJ-49X8000H】120[0.5]
【KJ-43X8000H】108[0.5]

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